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幼児期の終わりまでに育ってほしい姿
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち内田淑佳(うちだよしか)です。
定期的に研修のご依頼を頂いている
宝塚さくら保育園さま。
今回も
保育業務の終わった後の時間で
たくさんの先生方にご参加頂きました。
今回は
保育所保育指針の改定をうけ、
1章(保育の原理、基本など)と
2章(保育の内容)を
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」をふまえて
解説してほしいということで
3時間の研修をしてきました。
頂いたご感想の一部をご紹介します。
・今年0歳児クラスの担任になって、改めて考えなくてはならないことを勉強できました。 今まさに「愛着の形成」「人に対する基本的信頼感の獲得」という部分を大切にしていきたいです。
3つの柱、10の姿を0歳児から、というところが難しいと感じていたのですが、分かりやすく解説して頂き、ありがとうございました。
・6歳までに大切にしておきたい点を教えて頂き、実際の保育のなかで、子どもの姿、育てたいことが明確になりました。 一人一人にしっかり対応しながら、みんなが安心して過ごせる保育をしていきたいです。
・10の姿のポイントを教えて頂き、どこに主眼をおくのか、ということが分かりました。今後に活かしていきたいです。 子どもの主体性を意識して、保育の見直しをしていきます。
・指針を読み解くのも大事だけれど、考えに煮詰まった時に指針を開いて自分が気になるところをピックアップしていくやり方を教えていただき、実際に体験することでとても分かりやすかった。これからも取り入れていこうと思う。 育つ順番(発達過程)をしっかり把握し、保育することが大切だと感じた。
・保育指針が変わり、自分なりに読んだり勉強してきたつもりでしたが、今年度、特別支援の担当になり、毎日の日誌に指針を(特に10の姿)をおとしていくのが難しく、子どもの姿も決まったものしか書けず、悩んでいましたが、今回の研修でスッキリ!しました。とても分かりやすく、教えて頂き、ありがとうございました。 自分の保育は子どもを信じることから始めようと思いました。
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は
10項目あって、
「幼児教育を行う施設として共有べき事項」として
幼稚園教育要領、保育所保育指針
そして
幼保連携型認定こども園 教育・保育要領
すべてに
同じ文章が記載されています。
今回の指針、要領の改定では
大きく変わった部分の一つです。
この、10の姿の解説はもちろんですが
指針や要領を
実際の保育にどのように活用していくのか、
ということを
研修ではお伝えしています。
読み物として「難しい」と感じてしまわず、
なぜ
このような指針、要領になっているのか。
どのように
保育をしていこうと書いてあるのか、
それは何故なのか。
そういう基本を
しっかりと心にとめて、
あとは現場の先生方が
実際の子どもの姿に合わせて
工夫していかれたらよいと思います。
指針を見て保育しないといけない!
というよりも
よりよい保育のために
指針をフルに活用してください。
迷ったとき、
煮詰まったとき、
困ったとき、
指針を開いてください。
そこには
必ず
「そっか!!」
と思えるヒントが
あります。
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」
そこを目標にして
今、何を大切にするのか。
どんな経験が
子どもの育ちを応援するのか。
そして
その先(幼児期以降)に
どんな成長を期待するのか。
そんな風に考えていきましょう。
「子どもを信じることから始めようと思います」という
先生の言葉。
何より嬉しいですね。
子ども自身が
伸びていく力を持っています。
私たちの役目は
なんでしょう?
いつもそんな風に考えて
子どもと関わっていきたいと思うのです。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
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