2019.03.26 カウンセリング室から
「人を許すことは自分を許すこと」
先日、 NLPの新しいワーク(スキル)を勉強しに行きました。
それは
「ダイナミック・スピン・リリース」という
ビリーフ(自分の中のネガティブな思い込み=制限)を
吹き飛ばす豪快で爽快な楽しいワークです。
吹き飛ばす豪快で爽快な楽しいワークです。
NLPのワークはだいたい短いのです。
15分もあればできます。
そして効果は大きいのです。
そのワークも15分くらいで終わるワークでした。
そのワークは、
ビリーフを書き換えるワークですが、
私はビリーフではなく、
ある人への憎しみを手放しました。
その時ガイドをしてくださったのは、
その協会の講師をしていらっしゃる
プロの方でした。
ガイドが聞きます。
「ではどんなビリーフを外しますか?」
私が答えます。
「夫への恨みつらみ憎しみを全部取っ払います」
ガイドは驚き、顔を輝かせました。
「それ、いいですねー!」
そして、ワークが始まりました。
「ではまりこさんの夫への恨みや憎しみをまりこさんの体から外して
目の前に出してください」
目の前に出してください」
私は目を閉じたまま、
身体からも、頭からも、何かをこそげとる動作をして
その思いを、全部ちぎり取りました。
「それは、今どんな形をしていますか」
ガイドが聞きます。
「ねずみ花火で出てきたような
黒褐色のもくもくした形の
大きなものです。
ぐねぐね曲がって
トグロを巻いています」
ガイドの誘導で、
私はそのトグロを巻いた憎しみを遠くに飛ばしました。
そして高速で回し、
破裂させ、
大きな掃除機で吸い取りました。
そのあと、
そこに潜在意識からの「ギフト」が現れてきます。
私のそれは水色の半透明な軽やかな布でした。
「それは何の象徴か」
というガイドの問いに
潜在意識は一瞬で答えをくれます。
「清らかさです」
しかし、ガイドはそれでは満足してくれず、
そのギフトを宇宙の旅に出しました。
そのギフトを宇宙の旅に出しました。
すると水色の布は、
半分透明、半分紫色の結晶になって
帰ってきました。
それは
「清らかな魂・慈愛」
の象徴でした
私はそれを身体に取り込み、
細胞の一つ一つに染み込ませました。
そうやってワークが終わりました。
その後の話です。
私は夫に対して、
穏やかな気持ちで接することができるようになりました。
過去の嫌な出来事も、
怒りや憎しみを伴わないで
思い出せるようになりました。
私は
夫を許すことができるようになりました。
そうして、
私は初めて気づいたのです。
「ああ、私は夫を許したかったんだ!」と。
私は許したかったのです。
だから夫と別れなかったのです。
さらにそれから3日ほどしてです。
「私は許されている!」そんな感覚を自分の中に感じたのです。
え?誰から?
私は思いました。
そして自分の中を確かめました。
答えは?
なんと「私から」でした。
「私から」許されているのです
これにはびっくりしました。
「夫を許さない」
という感情は、
「許さない」だけになっていろんなものに向けられていたのです。
自分にまで。
「許さない」を「許す」に書き換えると
それはすべてのものに向かい
自分にも向かっていたのでした。
以前は自分の何を許さなくて、
そして今、自分の何が許されたのか
それはわからないのです。
でもわからなくてもいいと思います。
ただ、
毎日がのびのびした気持ちで居られ
とても生きやすくなったのです。
楽になったのです。
「人を許すことは自分も許されること」
これは大きな気づきでした。
もしも、あなたに、憎いと思う人がいたら
その憎しみを手放しませんか。
自分を締め付けていた何かが外れたような開放感を
味わいますよ。