2013.12.27漢方知識
酒酔い・二日酔いの漢方対策
皆さん、適正飲酒は大事ですね。
忘年会などに時に気分が盛り上がって、思わず多く飲んでしまい、そして翌朝起床後に頭痛、嘔吐・吐き気、喉の渇き、胸のむかつき、体の震えなどの症状、いわゆる「二日酔い」は出てきます。でも、ご心配なく。漢方の力で二日酔いを改善しましょう。
お酒の反応により、三つタイプの方が一般的に見られます。
このタイプの方は、血管が収縮して、循環が悪くなるので「五苓散(ごれいさん)」がお勧めです。二日酔いの最中にひどく喉が渇きます。これはアルコールの利尿作用により体内の水分が排出され、脱水状態になっているからと考えられています。
このタイプの方は、血管が拡張して、大量のアルコールが血液に入って、「中毒」の状態になります。「目の充血」「のぼせ」といった「熱症状」があれば、「黄連解毒丸(おうれんげどくがん)」がお勧めです。
このタイプの方は、普段から胃腸が弱く、軟便か下痢しやすくて、飲酒後には吐気や嘔吐など、いわゆる胃腸障害が主に表れています。「半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)」がお勧めです。アルコールが胃粘膜を刺激し、胃酸分泌が過多になり、胃炎をおこしている状態です。
また、別の特殊のタイプもありますので、必要の場合ぜひ漢方相談に来ていただき、治療しましょう。
お酒の飲みすぎによる病状は漢方治療もできますが、やはり、日頃から上手に養生し、お酒を飲むなら、適正にしましょう。
今年は大変お世話になりました、また来年もよろしくお願いします。
忘年会などに時に気分が盛り上がって、思わず多く飲んでしまい、そして翌朝起床後に頭痛、嘔吐・吐き気、喉の渇き、胸のむかつき、体の震えなどの症状、いわゆる「二日酔い」は出てきます。でも、ご心配なく。漢方の力で二日酔いを改善しましょう。
お酒の反応により、三つタイプの方が一般的に見られます。
①お酒を飲むと、顔が真っ青になるか、そのまま変わらないタイプ
このタイプの方は、血管が収縮して、循環が悪くなるので「五苓散(ごれいさん)」がお勧めです。二日酔いの最中にひどく喉が渇きます。これはアルコールの利尿作用により体内の水分が排出され、脱水状態になっているからと考えられています。
② お酒を飲むと、顔が赤くなるタイプ
このタイプの方は、血管が拡張して、大量のアルコールが血液に入って、「中毒」の状態になります。「目の充血」「のぼせ」といった「熱症状」があれば、「黄連解毒丸(おうれんげどくがん)」がお勧めです。
③お酒を飲むと、下痢になるタイプ
このタイプの方は、普段から胃腸が弱く、軟便か下痢しやすくて、飲酒後には吐気や嘔吐など、いわゆる胃腸障害が主に表れています。「半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)」がお勧めです。アルコールが胃粘膜を刺激し、胃酸分泌が過多になり、胃炎をおこしている状態です。
また、別の特殊のタイプもありますので、必要の場合ぜひ漢方相談に来ていただき、治療しましょう。
お酒の飲みすぎによる病状は漢方治療もできますが、やはり、日頃から上手に養生し、お酒を飲むなら、適正にしましょう。
今年は大変お世話になりました、また来年もよろしくお願いします。
富士堂漢方薬局 飯田橋本店 張 冬
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